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障害者支援

視覚障害者人身事故ゼロキャンペーン~No more 人身事故~「救える命があったはず・・・なのに、なぜ・・・」

弊社アウスリーベジャパン株式会社では多発している視覚障害者のホーム転落事故ならびに死亡事故をなくすため、視覚障害者への誘導をスムーズに出来るよう啓発活動をおこなっていきます。

■ ホーム転落事故の現状 ■

視覚障害者スポーツに携わる全盲の選手の30人に、ホームからの転落事故の経験はありますか?とアンケートをとりました。結果は何と、30人の内29人が落下の経験があると答えました。
中には4度もホームからの転落の経験があるということです。弊社石井も2度ホームから落下した経験があります。1度は腰の骨にヒビが入るほどでした。
もし、誰かが声をかけてくれたなら、このように多発するホーム転落事故は防げるのではないでしょうか。

街で杖を持った視覚障害者を見たことがあるかたは多いと思います。しかし、実際声をかけて誘導をなされた方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。おそらくないとほとんどないの中間くらいではないでしょうか。
現に弊社代表石井も全盲ですが、声をかけても無慈悲に通り過ぎていく人が多いのが現状です。
2020年東京にオリンピック・パラリンピックがくるという以前に、人々のマインドが変わらなければ、視覚障害者の人身事故はなくならないと言わざるをえません。
弊社調査によると年間1.4人の視覚障害者がホームから転落し、死亡しているという痛ましいほどのデータがあります。

ここでは、声をかけづらいみなさまへ、「視覚障害者への誘導って簡単だったんだ」と思って頂けるように、解説致します!
本プログラムは言葉での説明よりも、実際に視覚障害者の当事者が様々なシチュエーションを想定し、ケーススタディとして実際にご説明すると、非常に分かりやすいというお声を多く頂いております。弊社ではこのキャンペーンを認知して頂き、様々な企業・団体・学校などで実施していきます。

■ 声かけは難しくない! ■
It's so easy! Now is the time for action!

視覚障害者を見かけて、下記の項目に該当することがありましたでしょうか。

  • どのように誘導したらいいか分からない。
  • 誘導しても怪我をさせたらと思うと声をかけられない。
  • きっと慣れている道だから大丈夫かなと思ってしまう。
  • 声をかけても地理にうといので逆に混乱させてしまうのではと思ってしまう。
  • 急いでいるので声をかけられない。
  • 誘導してもどこまで案内していいか分からない。
  • 異性だから声をかけづらい。

これは、多くの方々の持つ本音かと思います。しかし、声をかけるというその一歩が出来たなら、視覚障害者当事者は非常に助かります。
哀れんだ気持ち、つまり、視覚障害者はかわいそう、きっと何も出来ないのね。という気持ちを持っていましたら、それは今丸めてゴミ箱に捨てて下さい。
声に敏感な視覚障害者は、そのような声を発する人はやはり歓迎しません。立派に一人で行動しているのですから。
「大丈夫かな?」と少しでも「かな?」と感じたら積極的に声をかけて下さい。慣れている道でしたら「大丈夫」と声が帰ってくるかもしれません。その時は優しく見送って下さい。

「ご一緒しましょうか?」
「どちらに行かれますか?」
「何かお探しですか?」
「何かサポートをしましょうか?」
「何かお困りですか?」
このような心のこもった声をかけて頂ければ、視覚障害者は非常に安心して誘導のお願いが出来ます。

「大丈夫ですか?」の落とし穴。日本語のトリックです。とっさに「大丈夫ですか?」と声をかけると、条件反射で「大丈夫です」と答えてしまうことが多いのです。心理学的には少し違いますが、階段などで転んだ時、「大丈夫ですか?」と言われて、膝が痛いにも関わらず「大丈夫です」ととっさに声を出してしまった方はいるのではないでしょうか。相手の立場になり、何をすればいいかということを念頭に入れて、優しい心で接すれば、お互い良い誘導という共に過ごす時間が生まれるでしょう。

■ 誘導とは2つ出来れば良い ■

・手を誘導しましょう!
難しく考えることはありません。誘導の方法は、視覚障害者の手を肩か肘に誘導して進んでもらえばいいだけです。背の高さの違いで肘になる場合があります。

・状況を説明しよう
誘導をして進んでいったら、「ここからが上り階段です」などと「現状の説明」をします。そして「もうすぐ平らになります」と「一つ先の説明」をします。
これはエスカレーター、横断歩道、全ての誘導に応用出来ます!なぜかというと、視覚障害者は誘導されることに慣れているんです。なので分からないことがあれば聞いてみて下さい。「どう誘導したらよろしいですか?」と尋ねれば答えてくれるはずです。

■ 誘導が出来なくても出来る声かけ ■

もし誘導をする時間がない場合、「左が改札ですよ」などと短く声をかけることは出来るかと思います。手引きをすることだけが誘導ではありません。説明をしてくれるだけでも視覚障害者は助かる場合が多いです。
信号も「青になりましたよ」と声をかけるということも、非常にありがたいです。誘導する勇気が出ない場合、ここからスタートするのも良いかもしれません。

■ 最後に ■

ちょっとした気遣いが出来れば、人身事故もおこる確率も減るのではないでしょうか。
一つご紹介したいのは、秋葉原で横断歩道を渡ろうとした時、信号は実は赤でした。今の車は静かですから、40キロほどで走っている車に10センチくらいの距離で走り抜け、あやうく事故になるところでした。足音から分かったのですが、数人の方が信号を待っていました。瞬時に「Wait!」(待って!)と声を出してくれたのは外国の方でした。日本人でなかったことに違和感を感じました。
日本人はシャイだから、島国体質だからと言うのは、ある意味言い訳ではないでしょうか。
視覚障害者に限らず、ご高齢の方や、外国人観光客が増えている現状、声を優しくかけていくことこそ、新しい社会の創造に繋がるのではないでしょうか。

言葉ではなかなか伝わらない誘導の方法を弊社では分かりやすく、シチュエーション別にケーススタディを設け、みなさまに社員研修などといった機会で、直接ご説明して参ります。


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